個々人の持つ強さを日本の成長力に
私は、幼少期から様々な局面で自分の出来る事、得意な事に関して全力でパフォーマンスを発揮し、それなりに成果を “勝・ち・取・っ・て・き・た” と考えてきました。それぞれの時代感の中で自分なりに成果を出してきたことは当たり前だと考えていました。
50代に突入し、縁がありアイマムメンバーとなり、人材開発をど真ん中に置いた活動を行うようになりました。その中で「自分自身精一杯自分の人生を生きてきた。その過程でそれなりの成果を勝ち取ってきた」と考えていた思いが、“実は多くのメンバーに生かされていた”、という衝撃に向き合うこととなりました。
生かされる人間がいるという事は、その人物を“生かす”多くのメンバーが存在している、この事実に気づいたことが自分の中で大きな衝撃でした。それまでは、自分だからできた、というおごりもあったのかもしれません。
しかし、実は、私自身は生かされてきた、つまり助けてくれた多くの人たちは私を助けてくれた主役であったのです。
この経験から、私としては、新生アイマムの考え方の軸を、“すべての人(社員)を主役に”としてこれからの活動を行っていきたい。
場面によって、主役、脇役、それぞれ役割交代はあると思います。大切なのは「一人ひとりが自分自身の特性を理解し、それを軸とした生き方を迷わず選択出来る勇気が持てる場を作る」こと。
アイマムはそのような場面作りをこれまでも行ってきましたし、これからも時代に合わせた場面作りの工夫を追求し続けます。
我々アイマムは、関わる全ての方々の幸せを徹底的に追求します。
個々人の持っている「武器」を探し、磨き上げます。
その先に必ず存在しているのは、多くの笑顔であり他者を笑顔で受け入れる一人一人の強さ、なのだと思います。
その笑顔を作り上げる為に、我々アイマムは走り続けます。
日本人の持つ強さ、を日本の成長に少しでも近づけていく、これが我々新生アイマムのミッションです。
2021年10月1日 志田洋二